大阪刀根山医療センターの齊藤利雄先生が日本神経治療学会の論文賞を受賞
2019年11月5日~7日に開催された「第37回日本神経治療学会」において、大阪刀根山医療センターの齊藤利雄先生が2019年論文賞を受賞されました。
受賞論文は「国内筋ジストロフィー専門入院施設における筋強直性ジストロフィーの医療の変遷 1999年~2013年」です。
1999年から続いている筋ジストロフィー病棟入院患者データベースに基づいて、これまでの全国の筋ジストロフィー病棟入院中の筋強直性ジストロフィー患者を検討しており、60歳代以上の高齢入院患者が増加、死因の30~50パーセントが呼吸器関連死、死亡時平均年齢が徐々に上昇し2000年に57.6歳だったところ、2013年には59.6歳になったことなどが報告されています。
齊藤先生は2019年5月にDM-familyが大阪で開催した「先天性筋強直性ジストロフィー親子のための勉強会 in 大阪」でご講演いただきました。受賞を心よりお祝い申し上げます。